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麻薬取締官

薬剤師の就職先の一つに、麻薬取締官という仕事があります。時々耳にする職業名ですが、実際にはどのようなことをやっているのでしょう。 麻薬取締官は、その名の通り、麻薬の流通等を取り締まるという仕事です。

インターネットの普及などにより、現代はより道綱ルートで麻薬が取引されています。これら流通経路を絶ち、犯罪を取り締まるという仕事です。 麻薬の他にも覚せい剤やあへんなども同様に取り締まります。また、麻薬等は一般人への流通は禁止されていますが、医療関係での使用は限定的に許可されています。末期がん患者への鎮痛剤として、 モルヒネの投与が行われたりします。こうした医療行為のための麻薬等の流れが適正かどうかを監視するのも、麻薬取締官の仕事です。

麻薬は、一度使用をすると、常習性を取り除くのが非常に難しいと言われます。中毒患者に対して、あるいは中毒患者の家族に対して、一日も早い社会復帰を指導するのも麻薬取締官の仕事です。 薬取締官は、公務員試験を通じて厚生労働省に所属する公務員ですが、その職種の特殊性から、一部司法権限を認められている特殊な身分になります。司法権限とは、たとえば目の前で麻薬の取引をしている現場を押さえたら、 その場で現行犯逮捕をすることができます。あるいは、警察と同様に武器の所持を認められています。麻薬犯罪者は、違法であることを知っていて取引をしているわけですから、ある意味、相応の覚悟を決めて司法行為を行っています。 そうした犯罪者に真っ向から対抗する一面もあるので、司法権限は必要でしょう。

麻薬取締官は、国家公務員としての求人に応募する形になります。厚生労働省の行政職扱いとなります。一般には大学卒業程度の教養試験が必要となりますが、薬剤師の資格保有者もしくは資格取得見込みのある人は、 筆記試験は必要なく、面接のみとなります。求人の人数は、例年若干名と、非常に狭き門となっています。全国には約300名弱の麻薬取締官がおり、そのおよそ半数は薬剤師の資格を保有しています。

インターネットや携帯電話の普及は、人々の生活を便利にしてくれました。プラス面が多い分、マイナス面も抱えることになりました。そのうちの一つが、麻薬等の違法薬物の流通です。 かつては特別な人たちが特別な場所で取引をするものでしたが、今では一般の人もネットを経由して巧妙に違法薬物を入手することができるようになっています。これら犯罪を断ち、 一人でも多くの人を不幸な道へ陥らないよう活躍するのが、公務員薬剤師である麻薬取締官の使命なのです。今後ますます活躍の場が広がることが予想されるため、それに応じて求人の数も増えてくるでしょう。

 

 

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